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『わたしだけ、なんでかゆいんだろう。』 これは、保育園に通う女の子の声です。この子は、夜中になるとかゆみで目が覚め、隣に寝ているママやパパに背中をさすってもらっていました。治療により夜中に親が起こされなくなりましたが、最初にご両親にお会いした時は夜眠れずお二人とも疲れ果てていました。 夜かゆみで泣いて起きる2歳の男の子は、風呂あがりに何も言わなくても一人で足に薬を塗ります。 『早く治したいから、また(病院に)来たい。』と言ったのは、小学生の女の子でした。 かゆみが取れた男の子は、『誰が、薬を塗って治してくれたの。』と尋ねると、黙ったまま振り向き、後ろに立つお母さんの顔をつぶらな瞳でしばらく見つめていました。 このようなエピソードは、アトピーが大人と同様に子供にも負担となっており、また親を頼りにしていることの表れです。アトピーの子の背中に薬を塗ってあげようとすると、子供はシャツをまくって椅子に座る親の膝の上に覆いかぶさり、薬を塗りやすい姿勢をとります。早く治したいのでしょう。 Blog:プロトピック:20世紀の皮膚科3大発明の一つ Blog:大人もなるようになった 子供の病気だったアトピー
2016-09-21 20:12:59
アトピー性皮膚炎