京急蒲田駅直結の皮膚科、たけうち皮フ科クリニック

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自転車をこいで回った皮膚科訪問診療

自転車をこいで回った皮膚科訪問診療

 体が不自由であったりご高齢の方のご自宅に、医療従事者が定期的に往診する訪問診療と呼ばれる医療サービスがあります。私が以前勤めていた川崎幸クリニックはこの訪問診療に力を注ぎ、専門の部署には多くの医師や看護師、医療事務員が働いていました。この往診に力を発揮するのが自転車です。訪問先の住宅街は一方通行あり、駐車スペースは限られ昔ながらの自転車が便利でした。一方、最新鋭の技術も威力を発揮し、ノートブック型電子カルテはサーバーとWiFiでつながっており訪問先でも使えました。将来的には、カルテなどの医療情報はクラウド化されペーパーレス化し、全国の医療機関や調剤薬局、役所などで共有されるようになるのだと思います。毎週火曜日の皮膚科訪問診療を担当し、高齢化に伴い介護を必要とする人が増え続け、受け皿となる訪問診療には柔軟な対応が望まれていることを実感しました。
 訪問診療をしながら、認知症や高齢者医療にまつわる何冊かの本を読みました。その中に、老人ホームの壁にはった紙に『また、スカートをはいて、鰻を食べたい』と書かれていたそうです。1人で歩いて、あるいは友人や家族と連れだって、その日に合わせた柄のスカートを選んで、贔屓にしている鰻屋に今すぐにでも行きたいとの思いがヒシヒシと伝わってきます。これを知ってから、高齢者を訪問したときには、躍動した感情を今この瞬間も胸に秘めているであろうことに思いをはせるようになりました。

2016-08-18 12:03:45

医療コラム