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童謡の焚き火にも出てくるしもやけは、冬になると健康な方でも一度はなった経験があるのではないでしょうか。足の小指が赤く腫れかゆくなるしもやけは手の指や耳に出来ることもあり、なりやすい人とそうでない人がいます。寒さだけではならず、靴の中で蒸れるなどの湿気も加わって発症します。暖かくしてゆったりとした靴を履くと自然に治りますが、症状によっては血行を良くするビタミンE等の薬も使います。 足の指が冷たくなるなるだけではなく、感覚の鈍さやしびれ、色合が赤黒いといった症状もあると、しもやけではなく血行の悪さが関係していることがあります。血行が悪いと、冷えた足が入浴時にとても気持ち良く感じられます。さらに症状が進むと、ぶつけたわけでもないのに小さな傷が自然とできていつまでも治らなかったり、何もないの歩いた時だけ痛みが生じたりします。糖尿病がある方は、このような症状に注意が必要です。 また、冷気にさらされると手の指が冷たくなり、蒼白や紫色、赤黒く色が変わるのはレイノー症候群です。朝、冷たい水で洗顔するとはっきりと症状が現れ、夏でもスーパーの冷凍食品売り場の近くに行ったり冷房の冷気に当たると症状が出る方もいらっしゃいます。爪の根本の甘皮をルーペで覗くと、茶色い細かい点々が見えます。
2016-10-22 16:34:23
季節の皮膚病