京急蒲田駅直結の皮膚科、たけうち皮フ科クリニック

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魚の目の芯を取ってみたら

魚の目の芯を取ってみたら

 歩くと痛い魚の目を、芯を取って治そうとして皮膚科を受診される方は少なくありません。しかし、皮膚に出来る魚の目の原因は、不自然にその場所に加わる外力や、骨とその周囲の組織の変化といったいずれも皮膚以外にあります。よく言われるような、取り切れずに残っている芯や根があってそこから出てくるわけではありせん。魚の目の部分の皮膚は、正常です。
 魚の目は、靴ひもの締め具合が緩かったり、靴が足に合っておらず、足が靴の中で動き当たってできます(アメリカ整形外科学会)。靴は緩ければ良いわけではなく、靴紐をほどかずに靴が脱げる状態では魚の目ができやすいので、ひもを締めて履くことが大切です。ひもを緩めなくても靴が脱げる状態や、ひもの無い靴は、当たった感じがなくても、足が靴の中で動いて魚の目ができやすくなります。靴を履く歴史が日本よりも長い西洋では、足病医という専門の医療従事者が、医師や歯科医のようにいて対処しているそうです。
 実際には、再び痛くなる前に、魚の目を医療機関で月に1回程度定期的に削っている方は少なくなく、当院でも削っています。表題の魚の目を、お願いして局所麻酔をして切って縫い合わせてもらった人は、再発しました。

Blog:パンプス・ドレスシューズと魚の目

魚の目(皮膚科で取れない痛み対策)

皮膚科で削る以上の対処をお考えの方は、下記も参考にされて下さい。
 仕事でヒールを履き、歩くと足の親指の裏が痛みます。日本靴医学会
 女性の靴の悩み 解決法 NHK 生活情報ブログ
 靴選びについて(パンプスを履かなければならず辛い毎日ですetc) 日本靴医学会

2016-08-18 12:05:21

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