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『連日の炎天下で部活にいそしみ黒くなるのは、相応の負担が肌にかかっているのではないか』との懸念を、学校に通うお子様をお持ちの保護者の方から伺うことがあります。『水泳部の部活で真っ黒になるが、サンスクリーンを塗れないため将来シミにならないか』との声が代表的です。プールでサンスクリーンを禁止する理由は水が汚れるからと聞きますが、サンスクリーンは水質を汚濁しないことが実証されていると日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会は下記の通り伝えています。また、プール外での体操着の着用や、泳ぐ時にラッシュガードを着用するのも紫外線防御に役立つとしています。 紫外線対策は、東洋人においては白人ほど厳格である必要はありません。しかし、赤くヒリヒリするほど激しく日に焼いたり、水ぶくれを作るのは誰が考えても良くはありません。ほどほどで良いのですが、どこまで紫外線対策をするべきかの線引きはありません。日本における明瞭な紫外線対策の一例として、約30年前に赤ちゃんの日光浴の記載が母子手帳から削除されました。 学校生活における紫外線対策 日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会.pdf
2017-07-27 07:18:01
医療コラム