京急蒲田駅直結の皮膚科、たけうち皮フ科クリニック

〒144-0052 東京都大田区蒲田4-10-14 あすとウィズ3階
TEL 03-3734-1655
※一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。

性病(梅毒・コンジローマ・性器ヘルペス)

 性行為感染症の中で、皮膚に症状が現れるものを診断、治療します。代表的な皮膚疾患に、梅毒と陰部のウイルス性イボである尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、ケジラミ、疥癬があります。クラミジアは泌尿器科です。

 東京都性感染症ナビ クリック

 中高校生向け あなたのためになる性感染症予防(日本性感染症学会編) クリック

 性感染症を診てもらえる主な受診科 (財団法人 性の健康医学財団) クリック

 オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A 厚生労働省 クリック


梅毒は性行為やその類似行為によってうつる、全身のあらゆる臓器に慢性炎症を起こす慢性感染症です。近年患者数が急増し、特に20歳台の女性と20~40歳台の男性が目立ち、非常事態にあると日本性感染症学会は警告しています。どんな病気かというと、感染数週間後に陰部や口などにただれやしこりを生じますが、気づかないことも少なくありません。その後も様々な発疹が出ますが、痛くもかゆくもなく数週間で自然と消えてしまいます。しかし、自覚症状が無くても病原体がいなくなったわけではなく、病気は進行し、時間が経つと様々な症状を全身に来たします。詳しくは、増えています。梅毒って病気を知っていますかをご覧ください。
 梅毒にかかっているかどうか、治っているかどうは血液検査(約650円)で分かります。検査結果ではっきりしたことが言えない場合は、時期を変えてもう一度検査します。薬はペニシリンを1か月飲み、飲み終わった3か月後と6か月後に血液検査で大丈夫なことを確認します。
 梅毒と分かったらHIV検査も勧められており、当院でも検査が受けられます。また、保健所・検査室のHIV検査は無料・匿名で受けられます。HIV・性感染症に関する検査・相談のための保健所マップ
 梅毒にならないためには、オーラルセックスを含む性行為をするときは最初からコンドームを着用し、コンドームをつけずに腟性交してもよいのは、愛する人と子供をもうけ、責任を持って育てるという意思があるときであると、日本性感染症学会は広報しています。詳しくは、梅毒の増加に直面して:解説と提言をご覧ください。

 

  梅毒や尖圭コンジローマといった、皮膚に症状の出る性病は皮膚科でみています。

梅毒は、発症と潜伏を繰り返すため、感染初期に発見できない場合もあります。感染の不安、心当たりがある人は早めに梅毒検査を受けましょう。(東京都福祉保健局健康安全部感染症対策課 2016年3月より引用。)

東京都>梅毒患者が急増しています
梅毒の流行状況(東京都 2018年)
厚生労働省>梅毒

尖圭コンジローマは陰部や肛門の回りにできるプツプツしたり先のとがった小さなイボで、粘膜に感染するヒト乳頭腫ウイルスが原因です。患部の免疫力を高める塗り薬や液体窒素などを使って治します。塗り薬は従来行われてきた電気凝固に比べて再発率が低い特長がありますが、一時的なただれに注意しながら使います。また、イボが取れるまで時間がかかる場合は、液体窒素を使った冷凍凝固術の併用も効果的です。時に、感染経路がはっきりせず小さなお子さんの肛門の回りに、尖圭コンジローマができることがあります。肛門の中や腟の中に病変が及ぶ場合は、治療に精通した専門家をご紹介いたします。

Q 塗り薬と液体窒素のどちらが良く効きますか 。
A 塗り薬は、従来からある液体窒素で凍らせたり電気で焼いたりするのに比べて、再発率が低いという特長を持っています。そのため、塗り薬で治らずに残ってしまった部分を液体窒素で治すなど使い分けます。


性器ヘルペスには、塗り薬よりも早めの飲み薬が有効です。繰り返す場合には、他の部位の単純ヘルペスとは異なり、長めに飲んで症状を抑える治療法があります。できた皮疹がヘルペスがどうかは、中央がくぼむ等の小さな水疱の特徴や、水疱内のウイルスを調べることによって分かります。皮疹部に単純ヘルペスウイルスがいるかどうかの検査は、15分ほどで結果が分かります。うつる様な事をした覚えも無いのに外陰部にヘルぺスができることがあり、性器ヘルペス全てが世間で言う性病ではありません。
 性器ヘルペスの再発を少なくしよう

ケジラミ症は、ケジラミが陰毛についてかゆくなる病気で、駆虫剤で治します。学校や幼稚園ではやることのあるアタマジラミとは別の病気です。 

疥癬はヒゼンダニと呼ばれるダニが寄生して体がかゆくなる病気です。性行為によりダニがうつってもかゆくなるのに2~3週間、さらに診断に必要な皮疹ができるのに2~3か月かかるため、初期には医師が注意していても湿疹と区別がつかず疥癬と分からないこともあります。陰部や手に見られる特徴的な皮疹を繰り返し顕微鏡で検査し、ダニを見つけて診断します。飲み薬や塗り薬を使って治し、寝起きをともにする人にうつっていないかについても配慮します。性行為は疥癬の多様な感染経路のうちの一つで、疥癬=性行為感染症ではありません。