京急蒲田駅直結の皮膚科、たけうち皮フ科クリニック

〒144-0052 東京都大田区蒲田4-10-14 あすとウィズ3階
TEL 03-3734-1655
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介護とスキントラブル-床ずれ等

◆ かゆみ
 皮膚は年齢によって反応が異なり、高齢者が蚊に刺されるとすぐに治ってしまい、子供のようにしこりになることはありません。若い人がニキビに悩まされるように、ご高齢の方がかゆみに悩まされることは他の年代に比べて多く、皮疹を伴う場合も一見何も出来ずにかゆみだけを生じる場合もあります。このようなかゆみの殆どに悪い原因はみつからず、時間をかけて徐々に治ることはよく経験されます。代表的なものとして、皮疹があれば慢性多形痒疹、皮疹が無ければ皮膚そう痒症という病名があてはまります。肩甲骨の下辺りがかゆくなる背部錯感覚症は、神経が筋肉を貫いた時に圧迫されるのが原因ですので、背筋を伸ばしたりストレッチが効果があります。

◆ のびた厚い爪
 足の爪が厚くなり、切れないことは高齢者や回りでケアする方の課題の一つです。お元気であっても足の先まで手が届かなかったり、目が不自由でうまく切れないこともあります。厚く伸びた爪は靴下がすぐ傷むだけでなく、靴の中で押されて痛くなったり、一番の問題はひっかけて血が出たり爪がグラグラになってしまうことです。自宅で切れない爪は、当院でも診察室で切っています。

◆ 床ずれ・褥瘡
 床ずれは、自分で寝返りを打てなくなると、お尻などにできやすくなります。しかし、歩けていても、椅子に座りっぱなしで過ごすことが多いと、やはりお尻に傷ができやすくなります。特に、椅子からずり落ちそうになった体を、腕を肘掛にかけて自力で体を持ち上げて姿勢を正せないと、床ずれが起きます。床ずれの原因は、圧迫や体が引っ張られるずれ力です。予防が大切で、低反発のクッションが有効です。円座は逆効果ですので、床ずれの予防や治療には使いません。おしりの押しても消えない赤みは、初期の床ずれですので、透明な防水フィルムを何もつけずに貼ると皮膚の引っ張っぱられを緩和させる効果があります。発熱などで急に寝込んでしまったときは、床ずれ予防の必要について医療従事者に判断を仰ぐことがあります。

 床ずれの診かた、治しかた、予防 日本褥瘡学会
 車いすクッションなど、床ずれ防止用具の特性と正しい使い方 日本褥瘡学会
 褥瘡辞典 for FAMILY

◆  イボ
 顔や首の回りに黒っぽいホクロやイボが増えますが、切らなくても液体窒素と呼ばれるドライアイスの様なもので凍らせると、1~2週間のうちにかさぶたになって取れます。この治療は、皮膚科でその場でできます。

◆  帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛
 痛みで苦労することのある病気です。痛みの程度は様々で、殆どなかったりかゆみのこともあります。原因は子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスで、その時から体の中に残っていたウイルスが神経を伝わって皮膚に出てきて発症します。初期に帯状疱疹と分からないことがあり、皮疹が出る前に痛みが先に出ると腰痛や神経痛等と区別つきません。抗ウイルス剤に加え、痛みの程度に応じて様々な飲み薬を選び分けて治療します。帯状疱疹発症後、3か月たっても痛みやかゆみがとれない場合は帯状疱疹後神経痛と呼び、薬の量を加減しながら治療します。帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛の予防にはワクチンが有用です。
 詳しくは、こちらをご参照下さい。

◆ 疥癬 クリック

◆ 皮膚癌
 寿命が延び、世間にその存在が知れわたるようになった分、皮膚癌の受診数は以前より増えました。皮膚癌を見つけるには特別な定期検査などは必要なく、家族や回りの人がおかしいと感じ、念のため皮膚科に連れて行くことが大切です。形がいびつであったり、徐々に大きくなったとして受診されるものの殆どは良性です。しかし、中には進行がゆっくりで、一見しただけではそれと分かりづらい皮膚癌もあります。治療の多くは切除です。小さければ局所麻酔で、ある程度大きければ全身麻酔で手術します。手術前には詳しい検査をしますので、高齢者でも安全に全身麻酔の治療を受け、みなさん健康を取り戻していらっしゃいます。また、一部の早期皮膚癌には塗り薬も使われています。

Blog:自転車をこいで回った皮膚科訪問診療
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