京急蒲田駅直結の皮膚科、たけうち皮フ科クリニック

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湿疹・皮膚炎・かぶれ

 皮膚科を受診する病気のほとんどが、湿疹と皮膚炎です。湿疹と皮膚炎は同義語で、赤みを帯びたプツプツやザラザラで、ごく軽い場合を除きかゆく、ひっかいた結果、痛みを伴う場合もあります。同じくかゆい蕁麻疹は、斑点やみみずばれのように盛り上がった発疹が、数十分で形を変えたり消えたり出たりすることから区別できます。最初は大したことの無いかゆみだったが、2~3日したらチクチク針で刺されるような痛みや夜も眠れない激しい痛みに変わってきたら、帯状疱疹のことがありますので皮膚科受診をお勧めします。
 皮膚にも、胃に胃炎があったり関節に関節炎があるように皮膚炎があります。皮膚炎の本態は、皮膚の表面に位置する表皮と呼ばれる部分の炎症で、次第にカサカサ皮がむけてきます。多くは原因がはっきりせず、そのようなものを湿疹と呼びます。厳密には原因がなけれは何も起こらないはずですので、原因を特定できないだけで汗や乾燥、擦れや、化粧をしっかりと落とし過ぎたなど、不特定多数の外からの刺激が関与しています。一方、ある程度原因がわかるものを皮膚炎と呼びます。例えば、かぶれは接触皮膚炎、フケ脂漏性皮膚炎と呼びます。フケは、古くなった皮膚の表面の油が関与していますので、手術の後でお風呂に入れない時に起こったり、普段石鹸で洗い残しやすい耳の裏や鼻の溝に沿ってみられることがあります。湿疹は見た目で名前が付いており、ポツポツした急性湿疹、ゴワゴワした慢性湿疹、乾燥する秋から冬になるとすねなどがかゆくなる皮脂欠乏性湿疹(皮膚炎)、掻いてこじらせ硬貨を思わせる形になる貨幣状湿疹があります。
 湿疹も皮膚炎も程度が軽ければ、買い薬や何もしなくても自然と治ってしまいます。しかし、完全に治る様子の無い湿疹や皮膚炎はステロイドを塗って治します。ステロイドの強さは様々あり、その病変の程度や場所に見合った薬を選びます。一般医薬品・OTC医薬品(買い薬、市販薬、大衆薬)は、薬剤師の先生などの助言をもとに自己責任で軽い症状に使う薬で、病院で出される薬とは分類が異なります。買い薬で調子が良くなっても、3~4日で完全に治らない場合は医療機関への受診をご検討ください。(医療用医薬品と一般用医薬品の比較について:厚生労働省)
 激しい湿疹が長期間続くと、皮膚が厚くなりザラザラと深い溝を作ります。治りますが、治るまでに時間がかかり、治ったように見えても繰り返すこともあります。途中であきらめずに、処方された薬が無くなる前に、様子をみずに病院を再診することが大切です。